出産前のチャイルドシート準備の順番
内容の確認日: 2026-09-08 / 公開日: 2026-09-08
退院の日に車で帰るなら、その日からチャイルドシートが要ります。製品を先に決めてから車に合わなかった、という順序で困ることが多いので、確かめる順番を整理しておきます。
この記事でわかること
- 法律で決まっていること
- 車 → 規格 → 取付方式 → 適合の順に確かめる理由
- それぞれの段階で見る場所
まず、法律で決まっていること
道路交通法第71条の3第3項は、自動車の運転者はチャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて運転してはならない、と定めています。国土交通省も、平成12年4月1日から6歳未満の乳幼児にチャイルドシートの使用が義務づけられていると案内しています。
疾病のため使用させることが療養上適当でない場合など、政令で定めるやむを得ない理由があるときの例外は法文に置かれていますが、通常の乗車は対象です。
1. 車を確かめる
最初に確かめるのは製品ではなく車です。車検証を出して「型式」の欄を見てください。2023年1月からの電子車検証では、券面が小さくなり、記載事項の一部はICタグに格納されています。型式が分かると、メーカーの適合表のどの行を読めばよいかが決まります。
同時に、車の取扱説明書でISOFIX取付具の位置と、エアバッグに関する記載を確認します。国土交通省は、前席にエアバッグが装備されている場合に前席へチャイルドシートを取り付けることは危険だと明記しています。使う座席位置は、この段階でおおよそ決めておくと後が楽です。
2. 規格と対象の範囲を見る
新生児から使う製品を選ぶことになるので、対象の下限を確かめます。協定規則第129号で認可された製品は、対象とする身長の範囲がセンチメートル単位で本体に表示されています。
同規則は、月齢15カ月未満の幼児には後向きまたは横向きの装置のみを使用するものとする、とも定めています。生まれてしばらくは後ろ向きで使うことになるので、後ろ向きで置いたときに前席との間隔が足りるかも見ておきたい点です。
3. 取付方式を決める
ISOFIXとシートベルト固定のどちらを使うかは、車側の取付具の有無と、使いたい座席位置で決まります。両方に対応する製品もあります。詳しくはISOFIXとシートベルト固定の見分け方に書きました。
4. 適合を調べる
ここまで決まってから、車と製品の組み合わせを調べます。適合表に記載がない組み合わせは「調査データなし」で、取付できないという意味ではありません。条件つきの行は、条件の全文を読めば候補として残せることがあります。
最後に、購入前の最終確認は必ずメーカーの適合表と取扱説明書で行ってください。
つくかなで調べる
つくかなは、車種を選ぶだけで、複数のメーカーの適合表の内容を横断して並べます。座席位置や子どもの身長でも絞り込めます。車種検索からお手元の車を選んでみてください。表示の意味は適合4値の意味にあります。
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出典
- 警察庁「チャイルドシートの使用について」(2026-09-08 確認)
- 国土交通省 自動車総合安全情報「チャイルドシート」(2026-09-08 確認)
- 協定規則第129号(改良型年少者用補助乗車装置・ECRS)日英対訳 — 国土交通省(2026-09-08 確認)
- 国土交通省 電子車検証特設サイト「電子車検証について」(2026-09-08 確認)
取付できるかどうかの最終確認は必ずメーカーの適合表と取扱説明書で行ってください。