座席位置ごとの適合の考え方
内容の確認日: 2026-09-08 / 公開日: 2026-09-08
同じ車と同じ製品の組み合わせでも、2列目の左と3列目では結果が違うことがあります。座席の形、シートベルトの経路、ISOFIX取付具の有無が座席ごとに違うからです。メーカーの適合表も座席位置ごとに記載を分けており、つくかなはその区別をそのまま持っています。
この記事でわかること
- 座席位置によって結果が変わる理由
- 助手席について国土交通省が出している注意
- 座席位置で絞って結果を読むときの手順
なぜ座席位置ごとに違うのか
3列シートの車では、3列目は座面が薄く床下収納の構造を持つことがあり、2列目とは条件が変わります。2列目でも、中央席はベルトの取り回しや座面の幅が左右席と違うことがよくあります。ISOFIX取付具も、全席に付いているとは限りません。
適合表の条件つきの行に「3列目サイド」「2列目中央」のように座席位置が添えられているのは、条件がその位置に限って効くからです。ある位置で条件が付いていても、別の位置では条件なしということがあります。行の全文を、位置の表記とあわせて読んでください。
助手席とエアバッグ
国土交通省は、前席にエアバッグが装備されている場合に前席へチャイルドシートを取り付けることは危険だと明記しています。同省のチャイルドシートコーナーも、後部座席の使用をすすめる案内を出しています。
適合表に助手席の行があっても、それは車の取扱説明書の指示に優先するものではありません。助手席を検討するときは、車の取扱説明書のエアバッグに関する記載と、製品の取扱説明書の両方を確認してください。適合表そのものに「助手席には取付けできません」と書かれている製品もあります。
後ろ向きで使う時期との関係
協定規則第129号は、月齢15カ月未満の幼児には後向きまたは横向きの装置のみを使用するものとする、と定めています。後ろ向きは前向きより前後の奥行きを使うため、前席との間隔が狭い車では、後ろ向きのときだけ条件が付くことがあります。適合表の座席位置の表記に「(後向き)」「(前向き)」が添えられているのはそのためです。
つくかなでの見え方
つくかなの車種ページは、座席位置ごとの結果をまとめて出し、位置を選んで絞り込むこともできます。まずは車全体の内訳を見て、それから位置を絞るのが読みやすい順です。下は日産 セレナ(2022年〜)の内訳です。
- ◎ 取付可 123
- 付く(条件あり)99
- 調査データなし6
- × 取付不可 2
2列目左だけに絞ると、その位置で確認できている行だけが残ります。
つくかなで調べる
座席位置は、家族の乗り方が決まってから絞るのが実際的です。車種検索で車を選び、使う予定の位置で絞ってみてください。表示の意味は適合4値の意味に、判定の根拠はデータの調べ方にあります。
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出典
- 国土交通省 自動車総合安全情報「チャイルドシート」(2026-09-08 確認)
- 国土交通省 自動車不具合情報ホットライン チャイルドシートコーナー(2026-09-08 確認)
- 協定規則第129号(改良型年少者用補助乗車装置・ECRS)日英対訳 — 国土交通省(2026-09-08 確認)
- ピジョン チャイルドシート 車種別取付確認(2026-09-08 確認)
取付できるかどうかの最終確認は必ずメーカーの適合表と取扱説明書で行ってください。